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2015年12月 5日 (土)

初冬の午後の光

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昨日の午後、千里川の岸を歩いて行くと、中学校の校庭を取り囲む木立が長い影を投げかけていた。空はまだ明るいが、木立の蔭は暗い。そして、傾いた日に照らされたケヤキの黄色く色づいた葉が金色に輝いているのが見えた。晩秋(初冬)のこんなに輝かしくて、それでいて安らぎに満ちた陽射しを、日本語では何と言うのだろう。木漏れ陽でもないし、斜陽でもない。入寂の光、寂光かしらん。

この晩秋の午後の光を見ながら、11月に立て続けに開かれた同窓会のことを思った。中学校、大学、そして小学校。それぞれ少人数の、しかし心に残る集まりだった。とりわけ小学校の同窓会では、60年ぶりに再会した級友たちが多かった。「老い」のありようは人それぞれだが、目の当たりにしているのは小学生の真ちゃんであり、節ちゃん。シワは増えても、仕草や表情は小学生の頃と少しも変わらなかった。暗い樹間にのぞく明るい空と、そして金色に輝く色づいた木々。暮れ方の遠い青い空から、彼、彼女たちが笑っていた。

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