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2013年6月

2013年6月19日 (水)

バンの家族

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千里中央の長谷池を久しぶりに訪れた。花菖蒲の季節は終わり、アジサイが池畔の茂みに彩りを添えていた。池の面を水草(藻)が覆っていた。冬から春にかけてにぎやかに群れていたカモたちの姿はどこにもない。北へと帰っていたのだろう。

バンの一家が岸の草地で餌を捜していた。孵化して日の浅いヒナ鳥が4羽、まだ羽毛が生えそろっていないが、くちばしは赤い。おずおずと岸の背の高い水草の蔭から親ドリの動きを目で追っている。親ドリは人目もはばからず草地を動き回って、たぶんヒナたちに餌のある場所を示し、生きる術を懸命に身をもって教えているのだな、とそんな空気が読みとれた。

昔、まだ小学生だったころ、赤坂池(登校路の脇の大きな農業用水池)の奥まった茂みの蔭に頭に火のような赤い斑のある水鳥を見つけて、「ジョーの頭に火がついた!」と囃したてて、100メートルほども先の茂みに向かって石を投げたものだった。ジョーは音も立てずにぴょこりと、火がともった頭を水に沈めた。

ジョーはバンだったのかどうか?その赤坂池も埋め立てられて、今はない。

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2013年6月18日 (火)

ジャカランダの縁

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これは自宅のヴェランダでひと枝だけ遠慮がちに咲いたジャカランダの花。一昨年、5年間育ててきた鉢植えのジャカランダが、ついにひと鉢のひと枝にだけ花をつけたとき、それもふいに気がついたら咲いていたのだった。

そして「わが家のジャカランダが咲いた」という記事を掲示板に貼り出そうとしていたら、つい先ほど窓口に「いま一心寺のジャカランダが花ざかり」という知らせを持ってこられた人がいましたよとのこと。偶然の一致に驚いたが、考えてみたらジャカランダの咲く時期はどこでもいっしょなのだから、何も驚くにはあたらないのかもしれない。

しかし、互いに見ず知らずのひとの間で期せずして、ジャカランダの情報が吸い寄せられるように集まって来たのは、やはり「偶然にしてけっして偶然ではない」と思わずにはいられなかった。世界には見えぬところに縁(えにし)の不可視の糸が張り巡らされているのだといたく感心して、その日センターの帰りに一心寺さんまでジャカランダの花を見に行った。

大きなジャカランダの木が二本、青紫の花をいっぱいにつけていた。こんなに大きなジャカランダの木を見るのははじめてだった。いつか、その下を青に染まって歩いてみたいと夢見ていた花咲くジャカランダの並木道ではなかったが、ジャカランの夢が少しだけかなえられた。

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一心寺についたのが夕刻の6時10分前、ジャカランダの写真を撮っていると、守衛さんが「6時閉門です」と知らせてくださったが、写真を撮り終えて戻ると門はすでに閉まっていた。守衛さんのにこやかな対応に感謝。これもジャカランダの縁か。

天王寺駅に帰ってくる途中、天王寺界隈は寺町だと今更のように気がついた。聖と俗が濃密に絡まった長い歴史を生きてきた町。その日は日曜日だったが、車も人通りも少なく、ハルカスがカテドラルのように聳えていた。

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2013年6月10日 (月)

ハグロトンボ

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久しぶりに箕面まで歩いた。お目当ては、北緑丘の千里川ぞいの野鳥観察スポットだったが、台風の接近を感じさせる生暖かな風が吹いていて、野鳥はこんな日が苦手らしい。スズメ以外に野鳥の姿はなかった。

そのかわりに(?)ハグロ(羽黒)トンボが、川沿いの茂みで音もなく枝から枝へと群れ飛んでいた。上の写真は、翅をたたんだハグロトンボを後ろ正面から見たところ。大きな目玉が印象的だ。まるで、宇宙飛行船の月面着陸機に見える。下の写真は、横から見たところ。自然の造形は、人智を超えて奇抜だ。

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