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2012年3月 6日 (火)

「息はしていませんが、生きています。」

20120207_015

一昨日のNHKの3・11大災害特番のなかで、大熊町の双葉病院の看護士のことばに深く胸をうたれた。

震災による深刻な被害で病院は混乱状態の渦中にあったが、翌3月12日原発の周辺10キロの区域に緊急避難の命令がでた。入院患者を移送するために自衛隊員が派遣されてきた。その直前に患者の一人が息を引き取った。任に当たった自衛隊員にとっては、生存者の移送を優先するというのが鉄則であったろう。

しかし、その女性看護士は、たった今息を引き取った患者を残していけなかった。真っ先にその患者をバスに乗せるように、自衛隊の要員に迫った。「この方は息をしていませんが、生きています」と彼女は言った。要員は、黙ってうなずいたそうだ。

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