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2011年12月 9日 (金)

大きな柿の実とスズメ

20111206_022

「木守り柿(きもりがき)」ということばがある。初冬の小雪がちらつく頃、柿の木の高い梢に残された柿の実のことである。垂れこめた暗い空に「木守り柿」の濃い朱紅の色が映えている。その実は、北国の人たちが小鳥に託した天への捧げものとして木に残したものなのだ。

「木守り柿」をじーっと見上げるスズメ。スズメには、この実を美味しくいただくことが天への奉仕なのだ。

「二つ並んで、こりゃえらい立派な柿やな。おおきいな。ちょっとおおきすぎるかいな。こいつが頭の上に落ちてきたら、ことやで。そやけどうまそうやな。色もええ。いっぺんにはとても食べられへん。かとゆうて、食べさしでおいとくわけにはいかんわな。早く仲間が来んかいな。カラスやヒヨドリが来るかもしれへん。そら、くやしいな。とゆうても、担いで帰るわけにもいかへんし、まあしゃないか」というスズメのつぶやきが聞こえてきた。(スズメが大阪弁をしゃべるはずはないが。)

全国的にスズメが減っていると、先日の「天声人語」に出ていた。ムクドリ、ヒヨドリ、ツグミのような中型鳥、ハトやカラスのような大型鳥が町中にあふれて、スズメの棲息場所が狭まっているのだろうか。以前は夕焼け空にまるで墨を流したようなスズメの大群をよく見かけたが、今はそんな光景は見なくなった。

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