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2011年9月13日 (火)

大阪ことば学

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通勤電車で尾上圭介『大阪ことば学』(岩波現代文庫)を読んでいたら、隣に座っていたおじさんが「お宅、大阪のひとでっか?」と訊いてきた。他人の読んでいる本を覗き込むのは、まあちょっとしたルール違反だが、私の方も前に座っているおじさんの新聞の大見出しをしげしげ見て楽しんでいるのだから、愛想よく「面白いですよ、これ、ほんまに。目から鱗ですわ」と言って、本の表紙を見せた。

「知ってま。それ、学問的な本やけど。大阪弁のことやったら、若木えふのんがおもろい。若木えふ、知ってはる?」この大阪のおじさん、なかなかの教養人だ。

「わたし、商売してましてな、東京や名古屋や、よう行きまんねんけど、あきまへんわ。最初の3、4年は、商売になりまへんでしたわ。大阪弁しゃべってるだけで信用してもらえまへんでしたわ。・・・」難波から天王寺までおじさんの話は延々と続いた。

天王寺で「私ここで下りますので」と話の腰を折ることになったが、「私もですわ。ほな」と、背中で手をふってさっさと下りていった。「大阪ことば学」実習篇みたいだなと可笑しかった。

写真はロマンチック街道沿いのヒマワリ花壇。陽気で、能天気で、ずうずうしいような、それでいてちゃんと気配りができている、大阪人とヒマワリ。これはちょっと牽強付会!?

それにしても『大阪ことば学』、大阪人の心の襞(ひだ)に迫って類書の追随を許さない。たくさん買い込んで、親類、友人、知人に配りたいくらいだ。

大阪ことば学 (岩波現代文庫) Book 大阪ことば学 (岩波現代文庫)

著者:尾上 圭介
販売元:岩波書店
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