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2011年4月19日 (火)

マガモとコガモ

何回か前の記事(「この空を飛べたら」)の中で、同じカモ類でありながら、例えばマガモとコガモがまるで違った声で,違った鳴き方をするのが不思議でならない、と書いた。鳴き声だけ聞いたら、同じカモ類だとはとても思えない。

マガモとコガモにとどまらずカモ類一般は、形態からする類縁性は明らかだから、その祖先を同じくしていて、進化の途上で違った体型と体色を獲得したのだろう。しかし、彼らの鳴き声・鳴き方の違いは、進化の途上で次第に差異化してきたといった程度ではない、もっと本質的な違いであるような気がする。

マガモとコガモそれぞれが、<生きる戦略>として、<決断>に基いて、違った声と鳴き方を<みずから>選び取った、としか私には思えない。遠い遠い昔に、マガモにはマガモの、コガモにはコガモの神話的な物語があったのではないだろうか。

例えば、あるときマガモが敵の襲撃に遭遇したとき、親マガモが子マガモに危険を知らせようとして、あるいは敵を威嚇するために自分でもびっくりするような頓狂な声を発した。それで敵が退散して以降、マガモはその声、その鳴き方を自分の地声として<自覚的に>選択したというようなこととか・・・科学的進化論からはアントロポモルフィズム(神話的擬人化)として一笑に付されそうだが。

生き物の姿を見たり、声を聞いたり、ふるまいを観察していると、そこに何か物語を空想してしまう。それも生き物と向かい合う楽しみだ。(写真は、上がマガモ。下がコガモ。)

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自然」カテゴリの記事

コメント

先生こんにちは。コガモのおしりに緑色の羽が入っているのがかわいくて思わずコメント書き込んでしまいました。私は最近、また吹田キャンパスで青い鳥を見ました。やっぱりいるんだ!とまた会えるのを楽しみにできました。カモはいつも低くクワックワッと鳴いているので、真似すると子供が喜びます。

めだちゃん、こんにちわ!いま勤め先から帰ったところです。先日、総長にご挨拶で吹田に行きました。吹田地区の新緑がきれいでした。コガモさん、可愛いでしょう!カモ類の羽毛の配色は「造化の神秘」としか言いようがないですね。生物学的な根拠でとても説明がつかない気がします。
そんなことを言い出したら、世界中、神秘だらけになってしまいますけれど。
ぼくちゃんも元気にしていますか?鳥や花やたくさん見せてあげてくださいね。

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