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2011年3月 3日 (木)

構造色 - カワセミの瑠璃色

カワセミの羽毛の美しく輝く瑠璃色は、「構造色」と呼ばれる色彩らしい。見る角度(当たる光の角度)によって緑から藍まで色彩が多彩に微妙に変化する。いわゆる「玉虫色」だ。川筋にそって一直線に飛ぶカワセミの青は、まことに「色」というより「光」だ。

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「構造色」を持つものはカワセミだけではない。蝶などの昆虫類、イワシやサバなどの体色、CDディスクなどなど。モノが持つ固有色(色素)ではなくて、モノを蔽う皮膜の<多層的な構造>によって入射光、反射光の複雑な干渉が生じ、そのために色彩が刻々と変化するそうだ。

振り返ってみれば、「人間の心」の色もまた「構造色」かもしれない。人の心は何層にも重なった薄い皮膜に蔽われている。歳月が経つにつれてその層の数は次第に増えていく。思い出、過去の記憶、歴史だってそうかもしれない。そして、私たちは「構造色」を「固有色」だと<早とちり>してはならないのだろう。

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コメント

これはまた綺麗に撮れましたね〜good
「構造色」…面白い名前ですね。理由を聞いてみると、なるほどーthink
名前自体が「構造」作ってますね〜
子を持つと、この「構造」が減る気がします。
きっと、子供の真っ直ぐな心が直球で当たってくるからでしょうね。

なるほど、おじゃままさんの言われるとおり、子どもの心は「直に」外にあらわれますものね。「直」に対しては「直」です。「クセ球」を返しては、いけません。
そういう意味では、「構造」というのは悲しいことばかもしれませんね。

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