« 月のアペニン山 | トップページ | 古参花粉症患者の言 »

2011年2月25日 (金)

シクラメンの匂い

1975年にドイツにいる頃、「いま『シクラメンのかおり』という歌がヒットしている」と日本からの手紙に書かれていた。「だから」というわけではないが、私は数あるシクラメンの品種の中でも、「香りシクラメン」が好きだ。

窓辺にいま四鉢のシクラメンを置いているが、どれも「香りシクラメン」だ。「香りシクラメン」として売られていたわけではない。店頭にたくさん並んでいる中から芳香のあるものを自分で選んで買ったもの。

「香りシクラメンありますか?」と店員さんに訊いても、「はあ?」という顔をされることが多い。「香りシクラメン」はまだ一般的には認知されていないようだ。

シクラメンは地中海の東沿岸ギリシャ、トルコの辺りが原産地らしい。原種にはバラやヒヤシンスのような強い芳香があったらしいが、19世紀に品種改良が進み花の形が大きくなり花色も多彩になるにつれて、匂いは失われていったらしい。むしろ悪臭に近いにおいが残った。(なにやら教訓的だ。)

ミニサイズで、花色も薄い清楚可憐な花の鉢を手にとってそっと匂いをかいでみる。エーゲ海の青い海が眼前に広がるようだ。

Dscn7309

« 月のアペニン山 | トップページ | 古参花粉症患者の言 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1221163/39001127

この記事へのトラックバック一覧です: シクラメンの匂い:

« 月のアペニン山 | トップページ | 古参花粉症患者の言 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

星座 (リンク集)

無料ブログはココログ