« イカル | トップページ | 雨上がりの朝 »

2010年12月10日 (金)

イカル再見

溶連菌による風邪症状はようやく峠を越えた。とはいえ、相変わらずのくしゃみ、鼻水、鼻づまり。今朝になって咳も出はじめた。窓から外を見ると、お向かいの梨谷池の岸の木立に、大輪の白い花が咲いたようにコサギがとまっている。今日は「野鳥日和」だ。

Dscn5598

居ても立ってもいられなくなって、カメラを持って家族にこっそり家を出た。もう一度、イカルのいた場所に立ってみたかったのだ。市立十四中学校グラウンド東隅のクスの大木と、それに隣り合ったトウカエデの木だ。木に近づいてゆくと、胸が高鳴った。「いたっ!」 もう「まぼろし」でも何でもなかった。まちがいなくイカルだ。しかも、4羽から5羽。夢中でシャッターを切った。

Dscn5591_2

こうやってイカルを知ってみれば、こんなにしばしば、こんなにたくさんのイカルがいるのだから、これまでもきっとイカルを見ていたはずだ。しかし、見えていなかった。人間の目は、悲しいかな自分が知っているものしか見えないのだ。喜びの中に一抹の悲哀感が入り混じった複雑な気持ちで家路を急いだ。鼻水がまた出だした。関節の軋みまで感じられた。

未知のものに出会ったとき、これは未知のものだと受け止めることのできる感性と洞察力が欲しい。そんな「開かれた素直な心」が、未来を拓(ひら)くのだろうから。

« イカル | トップページ | 雨上がりの朝 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

私のblogにコメントありがとうございます。
風と樹と花のおしゃべりで検索してうかがいましたよ。
箕面高校やっぱりお近くの方なんですね千里川で分かるくらいですものね。
イカルいいお写真ですね。
初めての物にで会えた時ってほんとに楽しくてわくわくします。
とっても素的な文章に感動しました。

わー。良かったですねぇ。それにしても綺麗な鳥ですね。
確かに私も見たことがないと思います。
知らないから見えない、だったんでしょうね〜。

溶連菌は普通は大人が感染してどうのこうのというものではないと思います。(現に子供がかかった時も大人は平気でした。)そんなにひどくなる、というのは菌が変異してるのかも・・・気をつけて下さい!!

yasukoさん、私のブログ、のぞいていただいてありがとうございました。今日も、北緑丘まで出かけました。そして、黄緑色の「謎の(?)」鳥に出会ったのですが、うまく撮れませんでした。そのうち、ピントの合った写真が撮れたら、ブログに載せますので名前を教えてください。

おじゃままさんの言われたとおり、このごろイカル君と「毎日デート」です。風邪も治りきっていないのに。そのうちバチがあたるかも。
おじゃままさんの『食べる』ブログは、根底に強固な信念と哲学が感じられて、「食」に対してチャランポランな私などは粛然と襟を正したくなります。
コメントがすごいですね。私が入り込む余地はなさそう。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1221163/38028060

この記事へのトラックバック一覧です: イカル再見:

« イカル | トップページ | 雨上がりの朝 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

星座 (リンク集)

無料ブログはココログ