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2010年4月

2010年4月29日 (木)

鯉のぼりと忘れな草

北緑丘団地の千里川沿いを歩いて、今日も「アビアント」までパンを買いに行った。往復4キロの道のりが少しも苦痛に感じられないのは、パンへのこだわりがあるのは勿論だが、その道筋では一足ごとに日々変化する自然の風景が展開するからだ。

この頃サギやカモといった水鳥の姿が減った。北へ渡っていったのだろうか。モズもジョウビタキもほとんど見られなくなった。木々の緑が次第に密度を濃くしているために、鳥の声は耳に届いていても、その姿は密生した葉に隠れて見えない。バードウオッチングの新参者は、新緑のこの時期はさびしい季節なのだということを知らされた。

そんな思いを噛みしめながら歩いていると、川面をこするようにカワセミが青い輝きを残して視野をよぎった。「今日は、ラッキーな日だぞ」と、単純頭のもやもやが晴れると足取りも軽くなった。

見上げると、青空に鯉が列を作って泳いでいる。足元に「忘れな草」が咲いていた。

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2010年4月24日 (土)

レンゲ畑

箕面市萱野(かやの)の国道171号線ぞいで、久しぶりにレンゲ畑に出会った。懐かしかった。一面のレンゲ畑が春を象徴する農村風景だったのは、いつの頃までだったのだろう?北摂の農村ではレンゲ畑はすっかり見られなくなってしまった。

どうしてレンゲ畑が見られなくなったのだろうか?植物辞典を見て驚いた。レンゲは「根瘤バクテリアと共生して根瘤を作り、空中の遊離窒素を貯える。秋に水田に種をまき、翌春の花盛りのころすきこんで緑肥とする」と書かれていた。「自然の風景」と思っていたレンゲ畑だったが、じつは人手が作って来た「農の景観」だったのだ。何という迂闊!

水田が減ったし、「肥料としてのレンゲ」に代わる別の肥料が使われるようになったということだろう。農業の変化と人々の暮らしの変化が風景の変貌の裏側にあること、当たり前のことに今やっと気づかされた。

それでまた、はたと思いついた。「春の小川は さらさら行くよ 岸のすみれや れんげの花に」という小学唱歌の「小川」は水田に水を引く疏水のことだったのだ。そういえば、近隣に跨いで渡れる小川も見かけなくなった。アメンボウ、ゲンゴロウ、メダカ、オタマジャクシ、ドジョウ、タニシ、ザリガニなどなども。

レンゲ畑に出会えて嬉しかったが、下の写真も日本の風景というより、何だかアメリカ的(?)だなあ。

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2010年4月15日 (木)

アカメガシワ

ソメイヨシノが散って、千里川の岸ではいまアカメガシワの赤い新芽が美しい。

アカメガシワは繁殖力が強く、荒れた土地や川岸などのきびしい生育環境でもよく発芽し、すぐに大きく育つ。ふだんは地味な雑木として顧みられることの少ない、というよりいささか邪険に扱われている木だ。それどころか環境劣悪化の指標とさえされているらしい。アカメガシワに罪はないのだが・・・

そんなアカメガシワがこの時期、つかのま目をみはるようにはなやかに装っている。私たちもそれを見逃すのは惜しい。目を凝らして見てみよう。

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2010年4月13日 (火)

花筏(はないかだ)

「花筏」とは、川面に散り敷いたサクラの花びらが薄紅色の帯をなして流れを下ってゆく様を「筏」に見立てて言うらしい。「花筏」は海に行き着くことができるのだろうか。

今日、千里川沿いを歩くと、昨日の雨で増水した流れが大半の「花筏」をどこかに運び去ってしまっていた。ヤナギの鮮やかな新緑の蔭に隠れるように、小さな「花筏」、というよりは「花の小舟(おぶね)」がのぞいていた。

川岸には小鳥の姿が減って、蝶の姿が増えた。気温の乱高下を繰り返しながら、季節は確実に急速に廻っている。

写真の2枚目は、出会いがしらのモンシロチョウとカメムシ。3枚目はアゲハチョウ。どちらも今日(4月13日)見た虫たち。そういえば、今日初めて「つばめ」が飛んでいるのを見た。蝶ネクタイをしていた(ような気がした)。

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2010年4月12日 (月)

小鳥たちの楽園

陽ざしが明るくて温かだった昨日(4月11日)のお昼どき、千里川の岸(北緑丘)で番(つが)いのカワセミをカメラに収めた。「チッ、チッ、チィー、チィー」と鳴き交わす澄んだ高い声も聞いた。写真の右が雌、左が雄のようだ。

そばにエナガ、シジュウカラもいた。こんなに身近に美しい小鳥たちの楽園があることが何か不思議な、夢のような気がした。

しかし、護岸のコンクリートでのんびりと日向ぼっこをしているらしい大きなヘビの姿に出会って、そんな甘い夢見心地もぐらぐらっと揺さぶられた。小鳥のいるところヘビもいて当たり前と頭では理解しても、体は自然とこわばってしまう。「怖い」ヘビを「美しい」と見るまでには、まだ時間がかかりそうだ。

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2010年4月 7日 (水)

造幣局の通り抜け

昨日、大手前病院での診察の帰途、大川端の桜と多勢の花見客を見ながら南森町まで歩いた。途中、道沿いから造幣局の桜が垣間見えて、あまりに美しかったので門衛さんに訊くと、「通り抜け」は14日からだとのこと。「博物館には入れますよ」とのことだったので、受付で記名して構内に入った。博物館入口までの100メートルばかりは「桜の通り抜け」の一部をなしていて、10数本の珍しい桜を堪能することができた。「抜け駆け」とはまさにこのことだ。

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