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2010年3月31日 (水)

天満の子守唄

病院での検査と診察のついでに、大川沿いの桜を見るために天満橋を渡って天神さんまで歩いた。桜は五分咲き。桜の下に青いビニールを広げて一人ぽつんと座って所在なげにしている若いサラリーマンの姿があった。夕刻からの花見の宴の場所取りを命じられたのだろう。呑気なようなわびしいような。こんな光景は、日本だけだろうなと思った。

その光景のすぐそばに「天満の子守唄」の碑が建っていた。赤ん坊を背負ったねんねこ姿の娘は、子守りというよりお地蔵さんみたいで、ぶつかったら、ドスンと跳ね返されそうだった。

私が知っている天満の子守唄は、碑に刻まれたものとは違う。もう40年以上も前に吉永小百合が歌ってヒットし、私自身今でもよく口ずさんでいる愛唱歌のひとつだ。

「天満橋からお人形投げた 背(せな)のこいさんお人形投げた 川はゆたゆた ついつらされて 橋の上からお人形投げた 泣くかと思ったら 手をふって いんでこ いんでこ」

背負った子に翻弄される子守女の悲しさが心に沁みる。

ところで最後の「いんでこ」は「こっちに帰っておいで」という意味なのか、「自分のお家に帰ってお行き」という意味なのか。

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