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2009年9月27日 (日)

カワセミに出遭った日

9月末の秋晴れの朝千里川べりを歩いていると、あざやかなコバルト・ブルーの鳥が川面をこするように飛び、視界をすばやくよぎって岸の茂みに消えた。その瞬間、カワセミだと思った。私のなまくらな技量では、「川辺の青い宝石」とも称されるその姿をカメラに収めることはとうていできなかった。悔しさと当たり前だという気持ちが半々だった。カワセミの姿がそんなに易々と撮れるわけがないではないか。しかし、私の眼底にはその「青い稲妻」がくっきりと残った。いつの日かあの場所でカワセミにきっと再会できるに違いないという思いが、その日一日私を微笑ませてくれた。

子どものころ豊中駅近くに日進堂という小さな小さな本屋さんがあった。今もあるようだが、商いが行われているかどうかわからない。今となっては小さすぎて見過ごしてしまいそうなお店だ。日進堂書店には、「置いてあればいいのにな」と切ない願いを懐いて出かけると、きっとその本が見つかった。店主さんの天筒さんの選書眼が光っていたのだ。その天筒さんはバードウオッチングでも有名だった。直接お話を伺ったこともある。彼が羽鷹池で撮ったカワセミの写真が、私の部屋のどこかに絵葉書で残っているはずだ。

ここに掲げたのはヴィキペディアから拝借したが、できるだけ早く天筒さんの絵葉書写真に差し替えたい。わたし自身が撮影した写真を掲載できる日は・・・、まだ遠そうだ。

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コメント

もぐらさんこんにちは。先日はお邪魔しました。北摂の自然は素晴らしいですね!私も大正川で夏の終わりにカワセミを見たんです。山奥のひっそりとした美しい水辺にいるとおもっていたら、意外に近所で、突然、まさに”青い稲妻”でしたよ!あんなにきれいでいいのでしょうか。図鑑でしか見たことのない自然に出会うと感激です。happy01

もぐらさんのかすみ目に映った「青い稲妻」なんて、ほんまにカワセミ?と問い詰められていたら、「しどろもどろ」のところでした。めだちゃんのアシストは心強かったです。私の言い散らしチャランポラン発言を見つけたときには、お灸をすえてください。先日は楽しい時間を、ありがとうございました。

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