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2009年9月 9日 (水)

マルクス・アウレーリウス 『自省録』

折に触れて、ローマの哲人皇帝マルクス・アウレーリウス『自省録』(岩波文庫 神谷美恵子訳)を拾い読みしている。そしてそのたびに、いつも私のその時々の気分にぴったりと即した慰藉(いしゃ)と叱正(しっせい)のことばを見出す。

「踏み分け道」について書くとき、『自省録』の次のことばが、私をおおいに鼓舞してくれた。

「つねに近道をいけ。近道とは自然に従う道だ。そうすればすべてをもっとも健全に言ったりおこなったりすることができるであろう。なぜならばこのような方針は(労苦や争いや、ひかえ目にしておくとか虚飾を避けるとかいうすべての心づかいから)君を解放するのである」 (第4巻 51)

直往邁進、単刀直入、率直こそ、王道なのだ。しかし、これほど「言うは易く 行うは難き」ものもまた、ない。

自省録 (岩波文庫)

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