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2009年5月24日 (日)

蕪村さん

芭蕉を「芭蕉さん」とは呼べないが、与謝蕪村は「蕪村さん」と呼びたくなる。蕪村さんは、摂津国東成郡毛馬村(今の大阪市都島区城北公園近く)に生まれた。「毛馬」というと「毛馬の閘門(こうもん)」、小学校の社会見学で出かけたことがある。「毛馬の肛門ってなんじゃ、そりゃ?」と子供心に思った記憶がある。蕪村さんの生地と知ってからは、子供とはいえ、おのが無知を恥じてそんな記憶を人に語ったことはない。

 「花いばら 古郷(ふるさと)の路に似たるかな」

 「愁(うれ)ひつつ 岡にのぼれば 花いばら」

蕪村さんには、花いばらが似合う。友の野辺の送りに連なったとき、「泣きに来て 花に隠るる思ひかな」と詠んだ。その花は、花いばらだったに違いない。

花いばらがマンション脇の池畔でいま、水面になだれ落ちるように咲き乱れている。

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